小学校でバレーボールの授業を
やることは結構難しいです。
だから、ルールを工夫したり
ボールを変更したり
それなりの工夫が必要です!

なぜかというと…
ルールやボール、コートの大きさを
公式のルールでやろうとして
失敗してしまいがちです。

いずれは中学校以降で
バレーボールに出会うことには
なりますが…
「ボールが硬いから手が痛い
だからやりたくない!!」
「パスが上手くできないから
おもしろくない!!」
「友だちが下手だから
ラリーも続かない!!」
「サーブが入らないから
試合にならない!!」

中学校の先生をしていた時に
子どもたちがよく言っていました
特に運動のできる女子が
周りの子のできなさに
不満を持っている子がいました

その要因のひとつに
バレーボールは他の種目と
大きく異なる点があります。
それはプレー中に
ボールを保持してはいけない
というルールがあります
初めてバレーボールをする人は
とても大きな障壁となります

小学校の中学年あたりから
継続的にバレーボールにつながる
運動を続けていく必要があります
中学年ではプレルボールや
ソフトバレーボールに
取り組むことが効果的です

プレルボールは
卓球を大きなコートを使って
やるような種目です
人数は1チーム3・4人で行い
同じコートにいる
味方にパスを回します
パスの方法は
ボールをバウンドをさせます

味方コートで決められた回数を
パスを回して相手コートに返します
プレルボールなどで
味方にパスを回す感覚
を身につけます
味方にパスを回す感覚を
身につけられたら
次の段階に進みます
次の段階では
ソフトバレーボールの
種目に取り組みます
使うボールは
ソフトバレーボールや
ビーチボールを使います

ソフトバレーボールや
ビーチボールを使う理由は
怖がらずに触れられるからです
初めから硬いボールを使うと
当たったときに痛いので
オススメしません
それだけで恐怖を感じ
特に苦手な子は
ボールに触ろうとしません

子どもたちが少しでも
ボールに触ろうとする気持ちが
出てくるように工夫します
ソフトバレーボールを使うと
ボールに当たっても痛くありません
デメリットとしては
思った方向と違う方向へ飛んで
少し扱いづらいと感じる人もいます
ソフトバレーボール以外にも
ビーチボールもオススメです

ビーチボールを使うメリットは
軽くてコントロールがしやすく
当たっても痛くないところです
片手で触ってもボールが
上がりやすいところも
ビーチボールの良いところです
ビーチボールのデメリットは
他のボールに比べて強度が弱く
破れやすいところです

この2種類のボールなら
どちらのボールを使っても
かまいません
そしてコートは正規のバレーボールの
コートの大きさではなく
バドミントンコートがオススメです

バドミントンコートで
人数は4人ぐらいで行うと
小学生はちょうど良いと思います
コートはあまり大きいと
「自分には関係ない」と思って
ボールを追いかけない子が出てきます
自分のコートには絶対に
ボールを落とさない!と
強い気持ちを持てると良いですね

コートの大きさやボールの種類を
工夫するだけで一気に小学生が
取り組みやすい種目になります
そうすることで子どもたちは
「やってみたら楽しかった」
「またやってみたい」
「これならできそう」
「痛くないから大丈夫」

そんな気持ちになって意欲的に
バレーボールに取り組むことが
でるようになります
難しいことや痛いことは
人間やっぱり避けたくなります

そのハードルを教師のアイデアで
クリアにしていくことで
子どもの主体性も上がります
ぜひこの機会にバレーボールに
取り組んでみてはいかがですか!?

次におもしろい授業をするのは
あなたです!!
あなたのチャレンジを応援しています!!
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