りゅう先生の体育の授業の作り方

体育の授業での協力

体育の授業で取り組む種目には
1人で行う種目と2人以上で行う
種目があります

2人以上で行う競技は
自分のチームが負けないように
協力することが多いと思います

でも


1人で行う種目

短距離走、ハードル走、縄跳び
マット運動、跳び箱、水泳…

これらの種目を行うときには
自分ができていれば大丈夫!

周りの子ができているかなんて
気にしない子ばかりの印象です



自分さえ良ければ…
という雰囲気が好きではない自分は
少し寂しい思いをしていました


昨年度に異動して学校が変わりました

今年度もその学校で勤めています

自分の所属する学校は
学び合い」という授業スタイルを
取り入れています

1人も独りにしない」をモットーに
困っている子と助けあいながら
授業を行なっています

体育の授業でもその精神で
授業を組み立てます

個人種目を行うときは
どうしても結果は1人の記録に
なってしまいますが…

どんな種目を行うときにも
グループを作ります

短距離走では

例えば短距離走では

常にグループで
活動する時間を取ります

活動だけではなく
グループごとに記録用紙を渡して
自分たちの記録させます

それだけではチームごとに
活動しているだけで
協力していることにはなりません


チームとして協力させるために
もともとの50m走のタイムから
どれだけ速くなったか

これをチームごとに競わせます

すると自分のタイムだけでなく
他のメンバーのタイムを
気にするようになります


自分が速く走ると
チームのメンバーは
喜んでくれます


自分のタイムはもう限界だから
これ以上速くならない!!


諦めてしまう子を
周りの子が応援したり支えてくれる




自分のタイムが限界でも
他の子を指導して
その子のタイムが上がれば…


結果チームとしてのタイムが上がる


自分だけでは感じることができない
達成感を味わせる仕組みを作っています

リレーでは


他にもリレーであれば
トラック半周のタイムを
1人ずつ計測します

チーム全員ぶんの
トラック半周のタイムを合計します

全員の半周の合計タイムと
実際にリレーを走ったときの
タイムの差を比べます

1番タイムが縮まったチームが
リレーが上手なチームになります


チームの合計タイムを競わせると
走るのが速い人が集まったチームが
有利になってしまいます


だから合計タイムから
どれだけ速くなったかを
競わせるようにします


そうすることで

自分たちがやってきたことを考えて

自分たちはどこに課題があるのかを
分析するようになります

課題を解決するために
練習メニューを考えたり

工夫してバトンパスをしたり

さまざまな思考が働きます


さまざまな工夫を考えて試してみて
なにが自分たちに1番合っているのか
試行錯誤が生まれます

勝った負けたよりも
自分たちのタイムのことで必死になります


この姿がとても良いと思っています

上手くタイムが縮められているチームの
工夫や作戦を周りのチームに
伝えさせる場面を作ります


共有することで
クラス全体の底上げになります!


自分たちの作戦を周りに教えると

「自分たちが負けるかもしれない!!」

と危機感を覚えると
また新たな練習方法や作戦を
考えるようになります


この繰り返しで
クラスのタイムがどんどん
上がっていきます

さいごに

チームスポーツでしか
協力させるのは難しいと
今までは考えていました


個人種目だけどどうにか
協力して授業をする方法はないか?

そう考えてこれまで授業を
やってきました


そんなときに出会ったのが
学び合い」という授業スタイルでした

現在の学校に転勤したことで
体育の先生として新たなことに
取り組むことができています

今までより子どもたちの姿が
ずっとステキになりました


自分の理想としていた形に
ぐっと近づいている気がします


教師の授業の組み立て方
工夫ひとつで

子どもの姿は一気に変わる!!

そんな瞬間を
経験することができました



ちょっとでもみなさんの
授業づくりの参考になれば
私としても嬉しいです

子どもが自分たちで考えて
主体的に行動する!

体育の授業が楽しみになる

友だちと協力することが嬉しくなる!

運動の得意な子が
苦手な子をサポートする!

子どもがいきいきする!

そんな体育の授業を
一緒に作っていきましょう!!



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